今年も残すところあと僅かとなりました。この１年間は漫画作成のノルマが全くなかったのでゲ制作に創作のリソースをほぼつぎ込むことができました。

で、この１年間何をやったのかというと、ほとんどは住宅街の家のモデリング作業ですね。４月から作業にとりかかり、４月中はモデルスタンプツールのコードを書いていたので実質モデリング作業ができたのは５月からとなります。１１月に年内の目標としていた住宅街の家のモデルは大体仕上がったのでモデリング作業をやっていたのは５月から１１月の半年間ということになりますか・・。

いやー・・モデリングの作業がこんなに大変だとは思いませんでした。家１個作るのにモデリングとテクスチャの作成を合わせて１５時間くらい（期間にして１週間）程度はかかるので月に仕上げられるモデルはめっちゃ頑張っても４つが限界です。今回の住宅街には家が２２個あるのでやっぱり半年かかってしまいましたね・・。まあ、来年以降は草木や電柱などモデルスタンプツールでコピーを配置するだけのフィールドが沢山あるので進捗は大分進むとは予想しています。

前回作ったオープンワールドのフィールドに今回作った家のモデルを配置した現状のゲームの動作は以下の動画のようになっています。まだLODの調整を全くやっていないとはいえ、かなりの激重です。デスクトップの環境でも１６FPSくらいしか出ません・・。現在の私のPCのスペックが、Win10Pro　Corei7-4690 メモリ：１６G　GPU：GTX960（VRAM2G)なのでだいぶ型落ちのPCだということで今後PCをスペックアップしたら何とか解決するかなー・・とは思っているのですが、最新のGPUを使ったことがないのでどれだけパフォーマンスが改善されるかはまだ不明です。現在住宅街のポリゴン数が６０万ポリゴンくらいで、まだLODを適用していないのでシャドウマップも含めると１フレーム辺り６０万ポリゴンを２回描画していることになります。かなり無茶ですかね・・。

*追記）先ほどノートPCでの動作を確認したところ、デスクトップとノートPCのFPSがほとんど変わっていないことが分かりました（・・汗）。もしかするとGPUのハードウェアデバイスを取得できていないためフレームレートが出ていない可能性があります。今年はもうデータをまとめてしまいましたので来年調査します。

さて・・今年の総決算として、今年１年間の進捗結果を以下にアップします。

現在のフィールドの動作だけを確認したいという人はkitunebi1.0.7(exe)をダウンロードしたらＯＫです。動作にはかなりのＰＣスペックが必要になると思います。ソースからコンパイルしたいという人はKitunebiToolsSourceをダウンロードしてください。モデルスタンプツールやモデルビューワ、必要となる自作ライブラリのソースは一通りこのファイルに揃っていると思います。めっちゃファイルの容量が多いのはフィールドのテクスチャが全部入っているからでして、ダウンロードに時間がかかるのは申し訳ないです。

＊追記）現在、私の創作環境ですが非常にＰＣの動作が怪しいです。
・・というのも今年の作業をまとめるために１２月に入ってコードを弄っている時に、デスクトップとノートＰＣの両方が同時に壊れるという状態になりました。デスクトップの方はメモリの調子が悪くなってＰＣが起動しなくなったり、ＧＰＵから映像が出なくなったり、ＨＤＤを接続しているＳＡＴＡが不具合を起こしたりと・・。ノートＰＣの方は頻繁にブルースクリーンで落ちるのでよくエラーコードを確かめてみるとシステムの重要なプロセスがマルウェアに妨害されていることによるシステムダウンでした。しかもこのマルウェアはWindowsより根深いところにいるらしく、セーフモードでの起動も妨害される有様・・。そしてこのマルウェアは１週間ほど散々悪さをした後、突然姿を消してその後PCは全く問題なく動くようになったのです。おそらくこのマルウェアはブートセクタかＢＩＯＳ辺りにまだ寄生していて、いつかまた突然暴れ出すかも知れません。・・と、こういう状態でして、うちの創作環境は常に宇宙人に監視されている可能性が高いのです。そういう訳なので、アップロードしたデータに宇宙人が何らかの細工をしないとも限らないのでこのサイトにアップロードされているデータを使用して何らかの不具合が生じた場合は私は責任を負いかねますので各自のご判断の上でご活用ください。よろしくお願いします。

さて・・次回の更新ですが、来年は木々や草原の実装から取り掛かりますかね・・。学校などのモデルも作らなくてはいけないのですが、今年は半年間で住宅街のモデルができたことを考えると来年１年間かければだいぶフィールドの実装は進むと思います。