
[番外編] 茶プレイヤー
さて・・今年も残すところ後1か月余りとなりました。今年のゲ制作の進捗はどんな感じでしたかね・・。
とりあえず今年の残りをゲ制作に全力投球!と行きたかったのですが、10月についに開発PCのWindows10のサポート期間が切れてしまいました。Win10のサポートがあるうちは何とか騙し騙し古いデスクトップで頑張っていましたがセキュリティアップデートが切れたOSでの開発はやっぱり不安だということで、ついに開発PCを新しく組みなおすことにしました。10月は新しいPCの見積もりやパーツの購入・組み立て、そしてデータ移行や環境整備など色んな作業が重なったためになかなかゲ制作に専念することができませんでした。
新しいPCの紹介などは次回にするとして、それよりOSをWin11に変えたのですが、このWin11のデフォルトのメディアプレイヤーやフォトがいまいち使い勝手が良くなくてストレスが溜まるので、せっかくPCも新調したしこの際メディアプレイヤーを自作してしまおう!と思い立って1週間ほどコーディングに取り組んでいました。とりあえず簡単なデバッグは済ませたので最低限動くとは思うのですが、せっかく作ったのでここで茶プロジェクトの番外編として公開することにします。
とりあえず今年の残りをゲ制作に全力投球!と行きたかったのですが、10月についに開発PCのWindows10のサポート期間が切れてしまいました。Win10のサポートがあるうちは何とか騙し騙し古いデスクトップで頑張っていましたがセキュリティアップデートが切れたOSでの開発はやっぱり不安だということで、ついに開発PCを新しく組みなおすことにしました。10月は新しいPCの見積もりやパーツの購入・組み立て、そしてデータ移行や環境整備など色んな作業が重なったためになかなかゲ制作に専念することができませんでした。
新しいPCの紹介などは次回にするとして、それよりOSをWin11に変えたのですが、このWin11のデフォルトのメディアプレイヤーやフォトがいまいち使い勝手が良くなくてストレスが溜まるので、せっかくPCも新調したしこの際メディアプレイヤーを自作してしまおう!と思い立って1週間ほどコーディングに取り組んでいました。とりあえず簡単なデバッグは済ませたので最低限動くとは思うのですが、せっかく作ったのでここで茶プロジェクトの番外編として公開することにします。
それでは茶プレイヤー(ChaPlayer)の紹介です。このアプリはフル画面表示に特化したWindows用のメディアプレイヤーです。mp4、webm、movなどの動画再生とpng、jpgなどの画像、そしてアニメーションgifに対応しています。
特徴として、起動した時に通常のメディアプレイヤーのようにウィンドウで表示するのではなくていきなりフルスクリーンで再生が始まります。画像の場合はスライドショーが立ち上がります。余分なコントロールは初期状態では表示されません。←→で10秒シーク、pキーで一時停止・再生、F11でアプリ終了となります。つまりyoutubeなどのショート動画などを再生するとき、アプリのUIやコントロールを表示せずキーボードだけで再生開始から終了まで可能です。
特徴として、起動した時に通常のメディアプレイヤーのようにウィンドウで表示するのではなくていきなりフルスクリーンで再生が始まります。画像の場合はスライドショーが立ち上がります。余分なコントロールは初期状態では表示されません。←→で10秒シーク、pキーで一時停止・再生、F11でアプリ終了となります。つまりyoutubeなどのショート動画などを再生するとき、アプリのUIやコントロールを表示せずキーボードだけで再生開始から終了まで可能です。
想定している使い方としては、動画や画像ファイルの再生アプリとしてChaPlayerが既定のアプリに設定されていることを想定しています。動画ファイルを右クリックして、
[プログラムから開く]→[別のアプリを選択]→[PCでアプリを選択]→ChaPlayer.exe
と選択すればその拡張子のファイルをChaPlayer.exeで既定のアプリとして設定できます。後は動画や画像をダブルクリックでフルスクリーン再生が始まります。F11で終了です。
作者の開発環境ではWindowsの標準デコーダとマイクロソフト公認のHEVCビデオ拡張(ストア有料:120円)にて動作検証を行っています。 フリーのコーデックパックなどを利用した時の挙動はデバッグしていないので不具合があれば未定義動作とさせていただきます。
まあ、セキュリティ的な面から見て、特にネット上から拾ってきた怪しい動画ファイルなどを見る人は動画に埋め込まれたマイクロコードとフリーの怪しいコーデックパックの合わせ技でPCに不正な動作が引き起こされる可能性があるのでご注意ください。
[プログラムから開く]→[別のアプリを選択]→[PCでアプリを選択]→ChaPlayer.exe
と選択すればその拡張子のファイルをChaPlayer.exeで既定のアプリとして設定できます。後は動画や画像をダブルクリックでフルスクリーン再生が始まります。F11で終了です。
作者の開発環境ではWindowsの標準デコーダとマイクロソフト公認のHEVCビデオ拡張(ストア有料:120円)にて動作検証を行っています。 フリーのコーデックパックなどを利用した時の挙動はデバッグしていないので不具合があれば未定義動作とさせていただきます。
まあ、セキュリティ的な面から見て、特にネット上から拾ってきた怪しい動画ファイルなどを見る人は動画に埋め込まれたマイクロコードとフリーの怪しいコーデックパックの合わせ技でPCに不正な動作が引き起こされる可能性があるのでご注意ください。
後、お約束なので書かせていただきます。
このアプリを使用したことにより生じたPCの不具合、その他トラブル等に関しては作者は
一切の責任を請け負いかねますのでその旨ご了承の上お使いください。
このアプリを使用したことにより生じたPCの不具合、その他トラブル等に関しては作者は
一切の責任を請け負いかねますのでその旨ご了承の上お使いください。
ダウンロードはこちらから・・
| ChaPlayer1.0.0[exe] | 2025/11/11 | download |
| ChaPlayer1.0.1[exe] | 2025/11/17 | download |
| ChaPlayer1.0.2[exe] | 2025/11/27 | download |
| ChaPlayer1.0.3[exe] | 2025/11/29 | download |
| ChaPlayer1.0.0Source[Source] | 2025/11/11 | download |
| ChaPlayer1.0.1Source[Source] | 2025/11/17 | download |
| ChaPlayer1.0.2Source[Source] | 2025/11/27 | download |
| ChaPlayer1.0.3Source[Source] | 2025/11/29 | download |
さて・・新しいPCの環境も整ったし、後は年末までゲ制作に専念したいところですね。とりあえず年内はフィールドの森と田んぼの配置を終わらせたところまでの進捗を年末にアップしようと思います。残りの時間があれば学校など大きな建物のモデリング作業をやっていくつもりです。
ここからは余談というか・・愚痴みたいになってしまいますがちょっと書いておこうと思います。何に関してかというと、おそらく皆さんが一番気になっている”お金”に関する話です。
例えば今回アップロードしたメディアプレイヤーに関しても、ストアアプリにして審査に出せば少しくらいの小遣い程度は稼げるんじゃないの?なんで労力かけて開発したアプリやコンテンツを無償でポンポンネットにアップしてるんですか?と疑問に思う方もいるかと思います。その辺りに関する作者の金銭的な価値観やポリシーについて話しておこうと思います。
結論から言うと、自分は創作活動を全て完全な趣味と割り切っていて、金銭的な報酬を稼ぐこととは全く別の話と割り切っています。
なぜそんな考え方に至ったのかというと、もう十年以上(20年?)創作活動を続けていてそれなりの手ごたえのあるコンテンツをいくつか形にできたと思っているからです。例えばyoutubeに動画を上げていますが、10年以上かけて開発してきた自作のGISアプリがほぼ完成形になっています。このアプリ一つに関しても金銭的対価としては数億円くらい貰ってもおかしくないと思っています。エンジニアを一人、10年以上働かせたら人件費だけでいくらになるか考えたら当然の額だと思います。他にも鈴音の話やハーモニーヒルズの漫画を原作脚本から作画まで全て一人で完結させて、漫画だけでもこれまで1000ページ以上描いて話を完結させている訳です。これだけの労力をかけてアイデアを形にしているのに、これまで一銭の対価も得られていない!これは何かが間違っているのでしょう。
何がダメなのか?を突き詰めた結果、物作りをするクリエイターとお金儲けをする商人は全く別で、それぞれが協力しないと対価に結びつかないと分かったのです。例えば家の庭に沢山の柿が成っているとします。この柿を自分でスーパーに売りに行けばそれだけでお小遣いを稼げるじゃないですか。でもこの社会はそんな単純な構造にはなっていません。スーパーで売っている柿の実はちゃんと提携している農家から仕入れたものしかありません。個人が柿の実を売りに行ってもスーパーは対応はしてくれません。他にも、海が近ければそこら辺にいくらでも魚が泳いでいるのだから獲って売れば稼げるじゃないか!と簡単な訳ではありません。海にも川にも漁獲権が存在し、権利を持っている漁師しか商売はできないのです。クリエイターはこれらの柿の実や魚が手元にある状態でしかないのです。つまり言いたいことは、クリエイターは価値を生み出すことはできるが、その価値をお金に換える権利は有していない!ということです。
自分はよく絵描きのゴッホのことをよく考えるのですが、なぜ彼の絵が生前1枚しか売れなかったか今ではよく分かります。下手だから?そんな単純な話ではありません。死後彼の絵が何億円もするのを見ても、彼が何も価値を生み出さなかったという訳ではなかったと分かります。彼の絵が売れなかったのは社会構造・金儲けをする権利の問題だったのだと思います。世渡りの上手い商人としての才能がある人であれば写真をトレースした絵でも毎月何十万も稼げるのです。じゃあ、ゴッホという絵描きが特別なのか?と言われると自分はそうじゃないと考えています。現代に生きる若いクリエイターの多くが才能はあってもお金に結びつかない(認められない)ゴッホと同じ境遇なのだと思います。
結局自分がたどり着いた結論とは、クリエイターはクリエイターで自分の空想を形にすることだけに専念すればいいという考えです。商人は商人で、世の中からいろんな金儲けの種を見つけては商売しているんだと思いますが、自分はそういう世界とは別に自分のやるべきことをやるだけです。
そういう訳で、よく分からない一見さんには自分がコンテンツの価値を棄損しているように見えるかも知れませんが、自分は鶏が毎日卵を産むのと同じように日々創作活動を続けていくことが正解なのだと考えています。なので、コンテンツを無償公開しているのは何か裏があるんじゃないか?と勘ぐっている方にはその辺りに関しては安心して欲しいと思っています。
例えば今回アップロードしたメディアプレイヤーに関しても、ストアアプリにして審査に出せば少しくらいの小遣い程度は稼げるんじゃないの?なんで労力かけて開発したアプリやコンテンツを無償でポンポンネットにアップしてるんですか?と疑問に思う方もいるかと思います。その辺りに関する作者の金銭的な価値観やポリシーについて話しておこうと思います。
結論から言うと、自分は創作活動を全て完全な趣味と割り切っていて、金銭的な報酬を稼ぐこととは全く別の話と割り切っています。
なぜそんな考え方に至ったのかというと、もう十年以上(20年?)創作活動を続けていてそれなりの手ごたえのあるコンテンツをいくつか形にできたと思っているからです。例えばyoutubeに動画を上げていますが、10年以上かけて開発してきた自作のGISアプリがほぼ完成形になっています。このアプリ一つに関しても金銭的対価としては数億円くらい貰ってもおかしくないと思っています。エンジニアを一人、10年以上働かせたら人件費だけでいくらになるか考えたら当然の額だと思います。他にも鈴音の話やハーモニーヒルズの漫画を原作脚本から作画まで全て一人で完結させて、漫画だけでもこれまで1000ページ以上描いて話を完結させている訳です。これだけの労力をかけてアイデアを形にしているのに、これまで一銭の対価も得られていない!これは何かが間違っているのでしょう。
何がダメなのか?を突き詰めた結果、物作りをするクリエイターとお金儲けをする商人は全く別で、それぞれが協力しないと対価に結びつかないと分かったのです。例えば家の庭に沢山の柿が成っているとします。この柿を自分でスーパーに売りに行けばそれだけでお小遣いを稼げるじゃないですか。でもこの社会はそんな単純な構造にはなっていません。スーパーで売っている柿の実はちゃんと提携している農家から仕入れたものしかありません。個人が柿の実を売りに行ってもスーパーは対応はしてくれません。他にも、海が近ければそこら辺にいくらでも魚が泳いでいるのだから獲って売れば稼げるじゃないか!と簡単な訳ではありません。海にも川にも漁獲権が存在し、権利を持っている漁師しか商売はできないのです。クリエイターはこれらの柿の実や魚が手元にある状態でしかないのです。つまり言いたいことは、クリエイターは価値を生み出すことはできるが、その価値をお金に換える権利は有していない!ということです。
自分はよく絵描きのゴッホのことをよく考えるのですが、なぜ彼の絵が生前1枚しか売れなかったか今ではよく分かります。下手だから?そんな単純な話ではありません。死後彼の絵が何億円もするのを見ても、彼が何も価値を生み出さなかったという訳ではなかったと分かります。彼の絵が売れなかったのは社会構造・金儲けをする権利の問題だったのだと思います。世渡りの上手い商人としての才能がある人であれば写真をトレースした絵でも毎月何十万も稼げるのです。じゃあ、ゴッホという絵描きが特別なのか?と言われると自分はそうじゃないと考えています。現代に生きる若いクリエイターの多くが才能はあってもお金に結びつかない(認められない)ゴッホと同じ境遇なのだと思います。
結局自分がたどり着いた結論とは、クリエイターはクリエイターで自分の空想を形にすることだけに専念すればいいという考えです。商人は商人で、世の中からいろんな金儲けの種を見つけては商売しているんだと思いますが、自分はそういう世界とは別に自分のやるべきことをやるだけです。
そういう訳で、よく分からない一見さんには自分がコンテンツの価値を棄損しているように見えるかも知れませんが、自分は鶏が毎日卵を産むのと同じように日々創作活動を続けていくことが正解なのだと考えています。なので、コンテンツを無償公開しているのは何か裏があるんじゃないか?と勘ぐっている方にはその辺りに関しては安心して欲しいと思っています。
© 2018-2025 Chafumi Touji



